総合気象観測装置
大気汚染の問題は、1970年代には光化学スモッグを代表とした大都市やその周辺10~100km、酸性雨、オゾン層破壊、温暖化現象など、時代と共に注目される物質や区間・時間的スケールが拡大され、人類の将来に警鐘を鳴らす深刻な環境問題として、世界的な規模でその研究、対策に取り組まれています。
本装置は、その一因でもあるゴミ溶解処理施設など、各種プラントの運転により大気中に放出される物質が、気象条件により拡散・希釈、また化学変化して周辺環境に与える影響を監視することを目的に、各種気象要素を常時サンプリングし観測データを出力します。→【別途見積】

特長

観測規模や処理内容などにより、装置はカスタマイズ・アレンジして構成することができます。
常時測定される気象データを測定値に対応したアナログまたはパルス等の計装制御用信号として出力します
サンプリングデータを利用して、排気ガスの風による拡散・移動・大気安定度など、
拡散モデルに必要なデータを供給します。
常にプラントなどから排出される化学物質を含む外気に曝露される検出部は気象庁海洋ブイロボットに設置し、海洋上での厳しい塩害や紫外線による劣化疲労試験で耐性を実証された構造・材質・外装処理技術により、製造されています。